ワーケーション(Workcation)とは、旅先で休暇を楽しみながら仕事に取り組むワークスタイル。仕事(Work)と休暇(Vacation)を組み合わせた造語。

アメリカでは2015年頃から広がっていて、バケーションを過ごすリゾート地で特定の時間だけ仕事をしている人が多いのだそう。仕事をしている間は勤務時間として見なされるので、給料が支払われる。


2

 ◎以前の旅先(機内)からの1枚。


 2020年、東京オリンピックまで1年を切った昨日。漠然としていた自分自身の1年後の予定を考え始めた。だって、東京・神奈川を営業で回っている職業だから、嫌でも大変な混雑でどこへ行ってもスムーズにいつも通りに仕事をすることができるだろうか?すごい不安。


 普段でも都心の通勤で人混みに出かけ、激混みの電車でぐったりなんて日も多いし、こりゃあこの期間他の人のようにオリンピックを楽しみにするだけでなく、1年前の今からこの1か月をどう過ごすか真剣に考えてみたよ。


 そこで思い立ったのが、ワーケーションという考え方。7月15日ぐらいまで普通に外回り営業を続け、7月16日~8月16日まで、会社はきっちり休んでしまう。(夏休み&有給の合算)そして、その間は大好きな東京から「脱出」して前半は国内のどこか涼しい場所で滞在しながら今、立ち上げ中の新しい仕事に全力投球しつつ現地での食事情などを取材する。後半は余裕があればアジアのどこかでバカンスしながら現地ならではの生活スタイルを書く仕事をするなど。オリンピックはネットで見られればよしとしよう。そして8月後半、快進撃で営業マンに戻るのよ。


 実は、私は今まで5回のワーケーション体験者だ。16歳、高校2年生の夏、1か月間静岡県・御前崎の民宿&カフェで働いた。その後、音大1年時には伊豆七島の神津島で1週間の民宿仕事をしながら島暮らしをつかの間で楽しんだ。3回目はその翌年、山梨でロッジのアルバイトを1週間、葡萄畑の土壌(テロワール)や甲州ワインの知識も得て内容の深いワーケーションだった。


 そして、近々では、大手出版社でのライターを始めた直後、PCを持って箱根の友人宅や沖縄でコンドミを借りてのライター仕事など、ワーケーションは観光をしても時間に余裕のある旅ができそうな時に組み込んできたのだ。だから子育て中や演奏活動がパンパンだった頃にはまったく当てはまらなかった。だから、身軽な今は最高のチャンス到来。



1
  ◎以前の旅先での1枚。これを食べに行こうかな。


 と、こんな感じで考え始めたら今からワクワク~~~~~!

ダブルワークだからこそのワーケーションスタイル。今までは、平日旅で国内外どこでも有給を使って1泊2日で行ってきた。アジアなども1泊で強行なスケジュール。でも来年は少し長く出かける事も可能だし、何しろ有給扱いの部分は2度おいしい。個人事務所での初ワーケーションも記事として面白いし、新しいコンテンツの1つとして充分に成立するだろう。このテーマは準備段階から詳細をまとめたらアップを続ける予定。しっかりとお給料のでる仕事を休んでも、自分の小さな仕事をがっちり仕上げる1か月。独自のワーケーションスタイルに挑む来年の夏。


 あんなにまだまだ先とか思っていた東京オリンピック。この1年、仕事の立ち上げにも拍車をかける最高の題材となった。嬉しいな。わたしは人生2回目の東京オリンピックだ。思い出に残る最高な1か月となる仕込みを今日から始めるよ。


激動の政局を見守りながらね。